事務所案内

基本理念

 トラブルはやっかいなものです。経済的な負担ばかりでなく、精神的負担が伴います。早く有利に解決したいと思うのは当然です。

 しかし、やっかいなことに相手方にも言い分のあることが多く(それが正しいかどうかは別ですが)、訴訟になれば、解決までに相当の時間がかかります。

 弁護士に必要な能力は、トラブルの真相を早く把握し、将来を見すえた適切な解決方法を迅速に見つけ出すことです。

 弁護士は、初めに依頼者から話を聴くことから出発しますが、紛争の渦中にいる当事者はときに混乱し、大切な事実を見失っていることがあります。その場合には、弁護士が整理して話を聴かせていただきます。

 そのうえで、将来の見通しと抜本的な解決を図るために、依頼者にとっては厳しい意見であってもあえて申し上げることがあります。

 適切な紛争解決は、依頼者と弁護士の相互の信頼関係をもとに、その共同作業として進めていくことになります。そのためにも、率直な意見交換が重要と考えています。